アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。
当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回はいろいろな国からきた人たちと出会う素晴らしさについて。
当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
今、カリフォルニア州立大学、アーバイン校(UCI)で、ビジネスやマーケティングについて勉強しています。
今回は、同じクラスにいる、いろいろな国の学生たちをご紹介します。
ある先生がいろいろな国の生徒たちの特徴について、言いました。
「授業が終わったら、
フランス人は、すぐパーティへ。
ブラジル人は、すぐビーチへ。
韓国人は、すぐに飲みにいく。
中国人は、いつまでも中国語で話しづつけている。
そして、日本人は、いつまでも勉強している。」
まったく、的を得ています。笑
日本人は、世界トップのまじめな国民ですし、それぞれの国の特徴がとっても違っていて面白いです。
インターナショナルな環境にいると、自己認識や世界がいままでとまったく違ったものに見えてきます。
たとえば、私は日本にいると、かなり大雑把な人という分類に分けられてますが、アメリカにきたら、結構几帳面な人と思われていますし、アジア人の中にいると、とてもロジカルだねーと言われますが、ヨーロッパ人の中にいると、ロジックでまくしたてられて、もっぱら聞き役。笑 自分の中の多面性に気づくいいチャンスですね。
授業でも、各国の人に思考の違いがあります。
文化の違いの話をクラスでした際に、どれだけ約束に遅れたら、遅刻と思われるか?という話しをしたときに、
アメリカでは、ビジネスでは、オンタイム、パーティは、10分くらい遅れていかないと失礼、でも、着席のデイナーでは、オンタイムにいくべきと教わりました。
そして、各国でのディスカッションで、韓国と日本の時間感覚はほぼ同じでしたが、サウジアラビア人では、30分くらい遅れるのは当たり前、一時間遅れたら心配する、と言ってました。
余談ですが、アメリカには、サウジアラビアからの留学生がとても多いです。彼らは、国費で留学していて、生活費、学費もすべて、国費で支払われているとのこと。期間も自分で選べるそうです。(オイルマネーはすごいなー。うらやましい限り。)サウジアラビアの方には、日本で会うことはなかったのですが、穏やかな国民性で、いい人ばかり、人に対してとても優しいのでびっくりです。
さらに、時間の感覚でいうと、ラテン系の方とアジア系では大きな感覚の違いがあります。
前学期の話ですが、授業時間が11:30-2:30というランチを又いだ時間で、私やアジア人は、ぶーぶー文句を言っていましたが、イタリア人は、ちょうど授業が終わったら、ランチでちょうどいいね!と言っていたり。ブラジル人が企画した、クラスの旅行では、ディナーの時間が8時半でした。笑
また、世界のなかで不思議なシステムとして話題になることは、
中東諸国の一夫多妻制
中国のひとりっこ政策
です。普段では聞けない、内部事情を聞くことがきました。
一夫多妻制では、最初の妻は、やきもちを焼かないの?
中国で、2人目を妊娠したら、どうするの?
など、みんなの質問が飛び交います。
中東諸国の、一夫多妻制、女性からは離婚できない、などのルールは、男性有利なシステムに聞こえますが、実は、男性にとって、経済的な負担が大きいそうです。2人の妻に、同じクラスの家や車など、まったく同じ生活をさせなければならず、妻は、贅沢なものをほしがる、、、などなど、家の中では、だんぜん女性の力が強そうです。
最後に、カルチャーダイバーシティへの理解の重要性はますます増しています。世界がどんどん近く、そして緊密になってくると、それぞれの国に配慮しながらも、みんなが守らなければならないルールを勇気を持って作り上げていくことが大切です。移民国、他民族国家のアメリカは、いろいろな国のホスト国として、世界で一番そのバランスをとろうと努力している国かもしれません。自分の国のベストが他の国のベストではかならずしもないからです。
日本にきたからといって、無理矢理オバマさんにお寿司をたべさせなくてもいいのかも。笑
以上、いかかでしたでしょうか?
次回は、アメリカにきたら、すぐに人の名前を覚えよう。です♪
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