アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。
当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回は35歳〜の大人留学のススメ。について。
当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
先日、アンジェラ・アキさんが、音楽留学をするために、音楽活動の停止を発表しました。彼女の最後のTV出演の際に、「40歳で次のスタートラインに立ちたいから」とおしゃっていたのが大変印象深かったです。彼女は、ミュージカル作家やグラミー賞を目指していて、その目標のためには、いまの自分の能力が足りないと感じていると話していました。
レベルや分野の違いこそあれ、30代、40代で新しいことにチャレンジしたいと考える方は多いのではないでしょうか?

私自身もその一人ですが、18年間、外資系の広告会社で働いていましたが、昨年退職し、今、カリフォルニア州立大学、アーバイン校の社会人向けプログラム(ACP)で学んでいます。こちらの大学は出席も厳しく、宿題も多いですが、社会人のストレスと比べれば、楽しいストレスで、気持ちも見た目も若返りますよ。
実は、留学は2回目で、初めてアメリカに留学したのは、高校生のときでした。
今日は、学生の留学と大人になってからの留学を比較してみたいと思います。
学生留学について:
いい点:
英語を覚えるのが早い。
文化になじむのも早い。
学生留学の最大のメリットは、なんといっても、柔軟な頭で、どんどん吸収できることです。16歳の私は、はじめの一ヶ月はとても苦労しましたが、6ヶ月たったころには、英語で夢を見て、10ヶ月たったころには、友人との会話程度でしたら、英語を話せるようになっていました。(しかし、英語の深みは身に付いていませんが。)
アメリカの食事にもすっかりなじんで、毎日、Jack in the boxというタコスやさんで、友達とソーダやハンバーガーを食べるのが日課になっていました。笑
悪い点:
流されやすい。
影響されやすい。
17歳で帰国した私は、体重は10kgも太り、髪も一部、金髪。肌もハワイアンガールのように、ココナッツ色になり、化粧も覚え、服装もアメリカンカジュアルという出で立ち。空港に迎えに来た父親が娘を認識できないほどでした。笑
以後、アメリカの大学に進みたかったのですが、父親の大反対により断念。日本の大学へ進みましたが、日本人に戻るまで(体重が戻るまで)に、約1年かかりました。笑
というように、とても、流されやすい年代でもあります。
今度は、自分の子供たちが自分と同じ鉄を踏まないように指導していきたいです。笑

先生も生徒もノリがいい!@キャンパスでのハロウィンイベント
一方、20年たって、念願のアメリカの大学ですが、新鮮で、学びがいっぱいです。
大人留学について:
いい点:
*学びが深い。
*ある程度の経験や度胸もついているので、リーダーシップが取りやすい。
*目標がクリアなので、モチベーションが高い
*気持ちも見た目も若返る?
社会人経験を経てからの、留学は本当に学びが深いです。学生のころは、あたまでっかちになりがちですが、リアルな社会経験をしていると、授業で学ぶが、すーっと頭に入り、だいたいのことは、腹落ちします。
そして、社会人を経験していると、People skill(対人スキル)は格段に増しているので、アメリカ人や海外からきた生徒たちとも、臆せず接し、交流することができますし、自分が何をしにここに来たのか、次に何を目指したいのかの意識や覚悟があり、モチベーションが高く取り組めます。
さらに、大学に通うことで、若い学生との交流も増え、気持ち的にも、見た目的にも若返る可能性があります。高級化粧品やエステの代わりに留学もおすすめですね。
悪い点:
*新しいことは、なかなか覚えられない。
*学生ノリの生徒たちと、話が合わない。
*家族連れの方は、子供のスケジュールとの調整が大変
悪い点としては、記憶力は学生のころと比べてかなり落ちているので、新しい単語ひとつ覚えるのも時間がかかります。涙
また、学校の活動でも、パーティが多く、若い人との話が合わないで苦労することもあります。(でも、こんな機会でもなければ、若い人の意見に接する機会もないので、貴重な体験です。
また、家族で来た方は、子供の学校スケジュールとの調整が常につきまといます。早めに確認し、事務局や先生に相談しましょう。こちらの大学は、出席するとすぐに単位を落とされますので、命がけです。(単位を落とすと、ビザが没収されることも。そうすると、強制退去の運命に。)

修了式:息子と一緒に賞状を授与してきました!
最後に、今までやってきたことをやめることには、リスクや覚悟が伴いますが、物事を同じ角度からしか見れないというパラダイムに陥り、同じことを続けていくことにも同じようにリスクがあるなと、最近感じています。
どんなにやりたいことでも最初の一歩は本当に大変です。でも、やってみると、一歩を踏み出した自分に自信がわきます。
そして、私の通う、カリフォルニア州立大学、アーバイン校(UCI)は、社会人向けのインターナショナルプログラムで全米No.1を目指しています。日本人も多いですが、世界各国から、一流のプロフェッショナルを目指す人たちが集まる、エキサイティングな学校です。(回しものではありません。)
UCI のプログラムはこちら。
http://unex.uci.edu/international/
以上、いかかでしたでしょうか?
次回は、アメリカ留学、いろいろな国からきた人たちと出会う素晴らしさ。です♪
アメリカに来てとっても苦労した、車の免許をとる話はこちら!
アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学にご興味のある方はこちらのページをご覧ください!