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By O.C. Lovers | 2025年9月23日

アメリカの小学校、びっくりしたこと10選!(前半)

アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。

当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。

(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)

今回はアメリカの小学校でびっくりしたことについて。

当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


こんにちは、家族でアメリカ留学している、すみえです。
今回は、アメリカの小学校でびっくりしたことをまとめます。 
全部で10項目ありますが、まずは、前半5つから。

アメリカの小学校に通う娘たち。

1. 公立なのに、学校のタイプが選べる! 
     (カリフォルニアだけかもしれません)
日本でも、(私は東京都港区に住んでいましたが、港区では、)住んでいる住所の学校と隣接校から、学校が選べるようになっていました。ですので、私の娘は、目の前の小学校を通り越して、隣の隣接校に通っていました。また、隣の品川区では、小中一貫校などの取り組みも進んでいます。

これでも、画期的だなーと思っていましたが、アメリカでは、どうでしょうか?

基本的には、住所のあるHomeと呼ばれる学校にいくのですが、学校区が同じであれば、リクエストを出して、許可がおりれば、通うことができます。

びっくりしたのは、授業のカレンダーがそれぞれの学校で違うことです。
まず、Traditional Calendar とYear-round Calendar の学校があります。
Traditional Calendarの学校は、従来のカレンダーで、夏休みが、6月末から、8月末まであって、それ以外の10ヶ月を3つにわけています。
Year-round Calendar の学校は、まとめて夏休みを取るのではなく、9月から8週間学校+3週間休み、を3回繰り返します。ですので、夏休みは短くなります。

だいたいの小学校には、1年生の下のクラス、Kindergarden(キンダーガーデン)という、5歳児(年長)クラスがあります。ですので、年長さんは、もう小学校に上がります。

さらに、学校は、K-4(キンダーガーデンから4年生までの学校、5年生から中学校へ)や、日本のように、K-6(キンダーガーデンから4年生までの学校)の2つがあります。

また、日本でも学力テストの結果を公表することになったというニュースを見ましたが、アメリカでは、学校ごとに、スクールランキングとして公表しているサイトがあります。学校の成績だけでなく、来ている生徒のエスニックグループ、保護者のコメントが乗っています。
http://www.greatschools.org/california/irvine/

2. おやつの時間がある。(10時半頃)

なぜか、お十時があります。この時間は、スナックタイムといって、休憩の時間に、家から持参したお菓子やフルーツ、おにぎりなどを食べます。
たまに、先生もお菓子をくれることがあるそうです。

遠くから通っている地域の方は、朝ご飯が早いので、スナックタイムが必要なのかと思いますが、アーバインで必要なのかは疑問です。アメリカ人は、よく食べますね。

スナックやランチは、教室で食べず、ランチテーブルという外でお弁当やランチを食べます。写真は、こちら。
滅多に降りませんが、雨の時だけ、教室のようです。

3.  給食がない。

困ったことに、毎日お弁当持参です。  
小学校から、Buylunch制度もあり、カフェテリアで、お昼を買うことができます。一食$3.5ですが、メニューは、アメリカンなメニュー。
たとえば、
ピザ、牛乳かココア、ジュース、サラダ(枝豆など)はオプション
写真がこちらです。

日本の栄養基準からすると、?の部分も多いので、毎日早起きしてお弁当を作っております。笑

日本の給食は、本当にすばらしい!!栄養、価格、味、そして、給食当番という一人ひとりが、当番でみんなの食事を用意することも義務教育の一環と捉えているのは、すばらしい教育です。
こちらは、掃除当番もありません。笑

4. 教科書がない。 時間割もない?

キンダーガーデンのクラスの教科書や時間割がないのは、理解できますが、小学4年生の娘も教科書を持っていません。どうやら、ワークブックを一枚ずつ配られて、やっているようです。高学年になると教科書がレンタルでき、教科書にそって授業がなされるとのこと。
また、時間割り表も配られず、音楽や理科、社会など、専門の先生がくる時間は決まったいますが、他の担任の先生が担当する、国語、算数は、先生の裁量のようです。

5. レクチャーの授業より、自分で手を動かすプロジェクトやプレゼン重視 

仕事などで、アメリカ人は本当にみんなプレゼンがうまいなーと感じることがあります。それは、キンダーガーテンから、Sharing(シェアリング)という自分の好きなものや、知ってることをみんなの前で発表するプレゼンの時間があるからなんだなーと合点がいきました。

日本の授業は、日本語が、3つの表記、3000字の漢字を書き順からきちんと覚えることが低学年の授業の中心ですから、なかなかこのような授業スタイルは取りづらいかもしれません。
日本の小学校の授業参観を見ると、静かに、先生の授業を聞き、ノートを取りますが、こちらでは、基本的に、自分でやってみて、分からないことは、どんどん自分から先生に聞きます。
私もボランティアで授業のサポートに入ることがありますが、
“Teacher, I need a help” と分からないことを積極的に聞いてきます。

国語、(英語)の授業でも、文法はあまり教えません。とにかく、思っていることを書いたり、発表させたりします。

それもそのはず、大学付属のESLの授業をとっていたとき、ネィティブの先生よりも、受験を切り抜けてきた韓国の留学生のほうが、英語の文法に詳しかったのが、象徴的です。

アメリカの小学校は、自由でのびのびしていますね。

今回は、以上です。


以上、いかかでしたでしょうか?

次回は、アメリカの小学校、びっくりしたこと10選!(後半)です♪

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