アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。
当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回はアメリカの教育は、日本とどう違う?について。
当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
アメリカに家族で留学したいなと考え始めた理由の一つに、海外で子供を育てたい、海外の学校に子供を通わせたいと、思ったことがあったからです。日本の教育を見直すためにも、海外ではどのような学校生活をしているのか知りたいと思いました。
日本社会、アメリカ社会が重視していること、そして、それぞれの教育システムについて、私見ながら、まとめています。
まず、日本の社会で、重視されていることは:
* 和 (ルールを守り、個人より組織で成功できる力)
* 品格 (きちんとした礼儀作法や社会知識を持ち、人から避難されない、人に迷惑を掛けない配慮、気遣い)
* 努力 (正しい習慣とコツコツとした日々の取り組みで、謙虚に精進する姿勢)
ひらがな、カタカナ、漢字、習字の習得、算数を間違いなく解く力、教室の掃除、遠足、運動会、発表会などの集団で力を発揮する・養う行事を通じて、日本で成功できる力を培います。
授業のスタイルも、教科書にそって、黒板に先生が書いたことを理解して、覚える、指示されたことを間違いなく、解けるようにする授業が中心です。
さて、こちらに来て7ヶ月ですが、私が通う大学のビジネスクラスでも、子供が通う現地の小学校でも、アメリカ的教育の考え方の大きな違いの一つは、”Learn to Learn” (学び方を学ぶ)教育だということです。
アメリカ社会で重要視しされていることは:
* 自分で責任をとる力、競争力を自分で鍛える)
* 企業家精神(自分の発想、アイデアを実現する力)、
* 倫理観 (正直で、まっとうで、人から信頼、尊敬される考え方、生き方)
小学校の授業のスタイルの違い:
1. 教科書がない(少なくとも低学年のうちは)。 時間割が配られない。
2. レクチャーより、ワークプロジェクト、プレゼン・発表重視
3. 文法はあまり教えない。
4. 自分で楽器を選んで学ぶ、Music(音楽)
最後に、文化に優劣はありません。アメリカに来て、日本のすばらしさを改めて見直すこともたくさんありました。そして、アメリカ的、価値観、競争力、合理的な社会システム、概念から考えるアプローチは、とても勉強になります。アメリカにいると、ロジカルな説明を求められることが多く、日本人はとても苦労することになります。
日本語に、Because(なぜならば)という口語がないために、意見を論理的に説明する力が育ちにくいと考えられます。アメリカ人は、自分はこう思う!の後は、かならず、Beacuaseをいいますし、言わないと、Why?と突っ込まれます。
アメリカの文化、教育、英語、考え方を学ぶことで、子供たちに、将来必要なときに使える引き出しを多く作ってあげたいと思っています。
以上、いかかでしたでしょうか?
次回は、アメリカの小学校、びっくりしたこと10選!(前半)です♪
アメリカに来てとっても苦労した、車の免許をとる話はこちら!
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