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By O.C. Lovers | 2025年9月19日

アメリカ留学、誰でもホームシックになる!

アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、そもそも自分がこちらに来る時に準備したことなどを振り返ってみようとおもいます。

(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)

今回は アメリカ留学、誰でもホームシックになる!編。

アメリカに慣れるまでの当時の私の過程をぜひお楽しみください。

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


さて、今回は、 海外でのカルチャーショック、ホームシックについて、取り上げます。

今、私は、カリフォルニア州立大学、アーバイン校で、社会人向けのビジネスコースを受けています。

こちらの大学に入って、初めてのオリエンテーションで話された「The Cultural Adjustment Process(文化に慣れていくプロセス)について、お話しします。

これを知ると、あ、今、自分はここにいるな、次に、こんなステージになるから大丈夫!と思えると思います。 

ぜひ、これを読んで、カルチャーショック、ホームシックを楽しみましょう。

新しい文化に順応する4つのステージ:

  1. Honeymoon:何でも楽しい、ハネムーン期

新しい国、文化にふれて、すべてが目新しく、何を見ても、何をしても、新しくて、珍しくて、楽しい。これは、まだ、自分のアイデンティティが、その文化の“ゲスト”として存在していている証拠で、最初の2-3週間は、結婚当初のハネムーンの時のような、すべてが幸せな時期です。 “アメリカって最高!来てよかった!” と旅行の延長で、毎日がエキサイティングで、楽しい時期です。

  1. Hate:嫌いの時期

幸せは、長くは続きません。笑 

次にくるのは、裏切られたような、こんなはずじゃなかった、なんなのこれ?、信じられない!!のカルチャーショックです。

大学の方の話ですと、だいたいのインターナショナルスチューデントが直面するのは、a)食べ物、b)交通網の違い、c)英語 の3つだそうです。

       a)食べ物

アメリカで今一番問題になっているのが、「肥満」の問題です。小さな子供でも半数以上が肥満の問題を抱えています。とにかく、食べ物がすべて、1)量が多い、2)脂っこい、3)甘い のですから、仕方ありません。ぜひ、自炊しましょう

b)交通網の違い

アメリカの一部の都市をのぞいて、電車などの公共交通網が整っていません。特に、郊外の街は、車社会です。車がないとスーパーにもいけず、どこにも遊びにいけません。学生の方で、バス通学している方もいますが、一時間遅れなどがまれですから、バスを使うのでしたら、自転車をおすすめします。

c)英語

英語を学びに来ている人はしかたないですよね。でも、英語が分かる人でも、苦労するのは、アメリカ人の早口です。レストランやスーパーで店員さんとの会話がとても早いのです。メニューを決めてから、列に並ばないと、いらいらされます。笑

私も、来た当初、あまりの早さに聞き取れず、とりあえず、全部うなずいていたら、一人でレストランに行ったのに、3人前くらいのサイドディッシュを追加されていました。笑 しかし、このペースには、次第に慣れます。

最後に、日本人にとって、お風呂がなく、シャワーだけのお風呂も、Hateとして、よくあげられます。

私の場合、お風呂だけでなく、給食のない小学校、送迎しなければならない小学校、放任主義のプリスクール(vs手厚い保育園)は、今でも、困ります。日本のきめ細かい制度を輸入したいです。笑

このHate時期は、3-6週間かかると言われています。

  1. Humour: 違いを冗談にできる時期

ここの時期までくると、順応してきている証拠です。日本人は、こうだから、アメリカ人は、こうだからと整理ができて、2つを比較して、おもしろがれる時期です。

私は、よく子供のボランティアで、クラスの授業のお手伝いをします。そこで、私が話す英語の質問に、子供たちから、”Read? Or Lead?” などど聞き返されることがあります。そう、日本人にとって、R と Lは同じ音、ごちゃ混ぜになりやすく、音の違いを意識しないと全部Lになってしまいます。(Rの時は、意識的に、前に「う」をつけて言うと、Rと聞き取ってもらえます。)でも、我々は意識しないと、まったく気づきませんから、人から指摘されて、「あ、またやっちゃった!」と気づく訳です。今では、”I meant Read!”と子供たちの前で笑えるようになります。

  1. Home: なじんで、落ち着ける時期

日々の生活の中では、驚きも少なくなり、なじんできます。ここまでくると、アメリカ人のように振る舞うことが恥ずかしくなくなるし(そうじゃないこともありますが!)、スムーズにコミュニケーションできるようになります。

たとえば、うちの娘たちも、こちらが質問し、面倒くさいと、すぐに、肩をすくめます
(I don’t knowの意味です)。このジェスチャーがでたら、もうアメリカンですね。笑

だいたい3ヶ月で、Homeの時期になると、大学の方はおっしゃっていましたが、私は、個人差が大きいと思います。我々は家族でアメリカに来たので、家では、完全に日本語、日本式なので、この過程は、緩やかに進んだと思います。

おまけ
アメリカに慣れた後に、日本にもどったときに起こるのが、リバースカルチャーショックだそうです。逆に、なんで、日本はこうなんだ!と感じることです。

私が、高校生のときに留学から帰ったときに思った、リバースカルチャーショックは、「日本人は、お互い挨拶しない!」
「みんな電車で、むすっとしてる」
「映画館で、面白い場面でも、声をあげて笑わない」
「なんで、わざわざ、車を後ろから駐車するのか」
「郵便物をわざわざポストに入れにいくのは、面倒くさい。(届けた郵便屋さんがなぜ持
 っていってくれないのか?)」

人間は、すぐ環境に適応できるのが、いいところでもあり、面白いところでもあります。

最後に、ホームシックは、誰にでも起こること、自然なことですが、ホームシックの時は、つらいものです。私も年末、お正月に、ホームシックになりました。そして、ついこの間の桜の時期は、やっぱり日本で桜を見たいとも思いました。だって、それが日本人のDNAですものね。

でも、その後にぜひ、自分と対話しましょう。

「自分はなんでアメリカに来たんだっけ?」

「どんな自分を変えたかったんだっけ?」

「この経験を経て、どんな自分になれそうか?」

自分に問いかけてみてください。
(私は、日本のきささんというコーチの方に、コーチングしてもらいました。)

そうすると、すーっと、自然と、アメリカにいる自分を肯定できすはずです。(意外とすぐに。) アメリカにいても、アメリカ人になる必要もないですし、なれません。日本っていいなーという気持ちを大事にしながらも、ぜひ、プラス思考で!

今回は以上です。


以上、いかかでしたでしょうか?

次回は、アメリカでも日本人のアイデンティティを持ち続けるために必要なことをご紹介します♪

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アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学にご興味のある方はこちらのページをご覧ください!

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