アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、そもそも自分がこちらに来る時に準備したことなどを振り返ってみようとおもいます。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回は アメリカについたら、まず何をしたのか その3。当時の行動を振り返ってみようと思います!
(その2はこちら!)
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
家族留学、アメリカについたら、まず何をするの? の最後のまとめです。
最初の一週間から10日にしなければならないことの復習から。
1.銀行口座開設
2.携帯電話購入・契約
3.車購入
4.アパートメント契約・入居
5.運転免許取得
6.子供の学校手続き
7.自分の学校手続き
今回は、5~7までご説明します。
5.運転免許取得
カリフォルニア州の法律では、旅行者以外でカリフォルニアに滞在し、車を運転する人には、引っ越してきて10日以内に運転免許を取得するように義務つけています。実際には、10日で免許は取得できないので、10日以内に、アクションを取っていれば大丈夫でしょう。
まずは、陸運局にあたる、Department of Motor Vehicles(通称DMV)に、コンタクトをしましょう。まず、近くのDMVを調べてみましょう。
www.dmv.ca.gov/
免許発行までの手順を簡単に説明します。
①ライティングテストのアポを取る
電話かオンライン予約
②受付・ライティングテスト
まず、DMVにいくと、Appointment Onlyという列と一般の列があります。アポを取っ
た方は、Appointment Onlyの列に並ぶことができ、待ち時間10分ほどで、受付をして
もらうことができます。もし、アポなしでいくと、平日でも、1時間以上ならばない
と受付してもらえません。
受付時に必要な書類(F-1ビザの方):
日本の運転免許(ある方はかならず持っていきましょう)
パスポート、
I-20
I-94*
*F-1ビザの方で、I-94を忘れていく人が多いので注意。 I-94とは、入国・出国管理書
類です。いつアメリカに入国したかを管理する書類で、自分で、オンラインで申請し
ないといけないので、これを忘れていく人が多いです。(私も知らずに、2時間並
び、受付もされず帰ってきましたので、注意です。)
ちなみに、こちらのアドレスで入手できます。
https://i94.cbp.dhs.gov/I94/request.html;jsessionid=zFrPTNQGZsL48YTXkQnL6H2kYNQwB3sQ92vp1XCxQQD9LTxknhGl!1334480314
ライティングテスト:
15分ほどの知識のテストを受ける。
35問ほど、80%できると合格。
内容は、2部構成。
a. 状況説明のあと、なにをするべきかを問われる質問
b. 交通サインの知識
一回目に不合格でも、もう一度その場でテストが受けられます。
この際に、ライセンスに使う写真を取ります。
(笑顔で!と言われます。歯を見せて笑っても大丈夫!)
ここまでで、一日目は終わりですが、だいたい、2-3時間かかります。
・ドライビングテスト
再度オンラインか電話でドライビングテストのアポをとり、DMVに行き、運転テスト
を行います。教官がとなりに座り、20ほどの路上試験を受けます。
減点方式で、-13点までで、終われば、合格です。
アポを取っていけば、一時間半くらいで終わります。
・免許の郵送
ドライビングテストに合格すると、10週間ほどで運転免許が郵送されることになっ
ていますが、ほとんどの人は、もっと待たされます。
ビザにもよるようですが、私は、6ヶ月かかりました。
このように、アメリカでの役所作業は、日本ほどきっちりしていません。
なかなか届かない場合は、こちらから、電話して、状況を確認する必要があります。
テンポラリーの免許書は、3ヶ月で失効してしまうので、その後に警察に万が一捕ま
ってしまうと、無免許運転になってしまいますので、テンポラリー免許書の更新をす
る必要があります。
アメリカでの運転免許取得は、日本よりやさしいと言われています。教習所に行く必要もなく、安価で短期間で免許がとれるからです。住民票や区役所のないアメリカでは、DMVがその役割を果たしており、住民全員がきちんと免許をとれるようになっています。
しかし、あまり甘くみてはいけません。
実は、私は、ライティングテストに一度落ち、ドライビングテストに2回落ちました。
受かるには、コツがきちんとあります。そのコツを押さえないと私のように遠回りをすることになりますので、お気をつけを。その件に関しては、体験談がたくさんあるので、また別途まとめます。(笑)
6.子供の学校手続き
学校入学の手続きについてまとめます。
アメリカの学校には、日本の区役所の学事部のような、地域の学校区というのがありますので、まずは、そちらのホームページを見て、Enrollmentについてのページを参照しましょう。
アーバイン学校区の場合:
①学校区のオンライン申込書に記入
住所を記入すると、Home(学区)の学校が指定されます。
②Home学校へ電話、オンライン申込書を出力して提出
③住所の証明
電気、ガスなどの公共料金を持参して、住所の確認をします。
④プレースメントテスト(英語のレベル分けテスト)
Homeの学校が、プレースメントテストをその場で申し込んでくれるので、そのテスト
を後日指定された日時と場所で受験し、その日にもらう、結果の証明書をHomeの
学校に提出。
英語力テスト:学校区の英語力テストを受け、英語の力が足りないと
ELD(English Learning Development)のクラスに振り分けられます。
Homeの学校にELDのクラスがない場合は、近くのELDのある学校へ移動になります。
⑤学校、クラスが決まり、入学へ。
だいたい、手続きに、5日ほどかかりますので、引っ越ししてきたら、すぐに手続きをしましょう。そうすると、子供も時差ぼけが治ったころに、ちょうど入学できると思います。
7.自分の学校手続き
自分の学校の手続きは、子供に比べて簡単です。事前に申し込みをしているので、指定された初日のオリエンテーションに行くことで、順を追って説明をしてくれます。
大切なのは、子供たちのスケジュールと自分の学校のスケジュールの調整です。
*自分の学校の初日までに、子供を学校へ入学させる。
*自分のスケジュールの調整をできるかぎりする。
私の学校は、子供や家族と一緒にアメリカに来ている人は、朝のクラスを選ばせてもら
えました。
*どうしても、子供のスケジュールと合わない場合は、学校に併設されているアフタース
クール(学童クラブ)を利用できます。私は、11:30に学校が終わってしまう、キ
ンダーガーデンクラスの次女をアフタースクールプログラムに入れています。
最後に、アメリカでの立ち上げで重要なことは以上です。
親も子供も慣れるまでに1-2ヶ月かかりますが、3ヶ月以降は、だいぶルーティンになれてくると思いますので、最初は、頑張ってください。
以上、いかかでしたでしょうか?
次回は、アメリカ留学、誰でもホームシックになる!のブログをご紹介します♪
アメリカに来てとっても苦労した、車の免許をとる話はこちら!
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