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By O.C. Lovers | 2025年9月12日

家族留学、日本で準備することのすべて (その1:子供の予防接種篇)

アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、そもそも自分がこちらに来る時に準備したことなどを振り返ってみようとおもいます。

今回は その1:子供の予防接種篇

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


さて、家族で留学するために、いつごろから、何を準備すればいいのかまとめます。

留学をする時期について:

いつ留学するのが最適かについてお話すると、やっぱり、アメリカで新学期の始まる9月~学校を始めるのが一番スムーズだと思います。駐在の方は、4月にいらっしゃる方が多いですが、その場合でも、頑張って3月もしくは、4月初めにいらっしゃることをおすすめします。5月に来た方は、子供の学校が6月に終わるので、5月だと入学できず、9月まで待たなければならなかった方もいて、とてももったいない3ヶ月だと思います。
9月からの入学のために、8月の末に入国するのがベストだと思います。

留学する1年ー6ヶ月前:

一番始めに始める準備は、やはり、子供の予防接種です。アメリカの学校・幼稚園に入るため必要な予防接種は、日本と異なります。 そして、アメリカの注射針は、とても太くて、日本の予防接種では泣かなかった我が子たちも、泣き叫んでしまうほど。負担を減らすために日本でなるべく接種してあげてください。

たとえば、

ポリオ
今は、不活化ワクチンが主流になってきていますが、もし生ワクチンしか接種していないと、カウントされません。不活化ワクチンを学校区が指定する回数接種しなければなりません。(だいたい、不活化3回ほど。学校区によって異なるので、確認が必要。) 

MMR (はしか、麻しん)
これも、はしかと麻しんを同時に打っている方は、カウントされますが、以前のように、はしかだけ、麻しんだけという注射ですと、カウントされません。もう一度、打ち直しになります。

B型肝炎
こちらは、日本で接種しない任意の注射になるので、新たに3回ほど打つことになります。3回ほど打つことになりますが、2回目のあと3~6ヶ月ほど間隔を空けないといけないので、とにかく、留学を決めたら、計画を始めてください。

TB Test (ツベルクリンテスト)
日本では、もうやってない、結核のテストです。アメリカ全土では、結核の危険がまだあるので、こちらは、最も重要で、これを受けてない、陰性であることを証明できないと入学できない場合が多いです。*ツベルクリンテストに関しては、アメリカで受けたほうがいいです。
しかし、注意。
逆に、もし日本でツベルクリンテストを受けていると、まれにこちらで再テストをすると陽性にでてしまうことがあるそうです。その場合、レントゲンを撮って、結核になっていないことを証明しなければならないので、日系の病院で、日本のツベルクリンに詳しい医師に相談するとよいみたいです。(うちは、3人とも陰性でした。)

その他、Hib(ヒブ)、HAV、インフルエンザなど、年齢に応じて、受けました。

しかし、追加の予防接種は、任意で全額自己負担です。なので、日本で渡米前に受けなくても、アメリカでも同じような料金、もしくは、安く、場合によっては無料で受けられますので、できる範囲で準備するのが望ましいです。

予防接種の履歴:
必ず必要なのは、どんな予防接種を過去に受けたのかを英語で書類にして、ドクターのサインをもらってきてください。母子手帳の日本語では、現地の病院では取り合ってもらえません。(もしかしたら、日系のドクターなら大丈夫かも)

現地の学校は、現地の病院が英語で用意した資料でないと受付けてくれないので、日本でもらった英文の書類を現地の病院で書き直してサインしてもらうことが必要です。それを、School Physical(健康診断)で、内診、身長、体重計測とともに行います。
(本当に面倒なのですが、一回のことなので、頑張りましょう。)

では、次回は、予防接種以外の準備についてまとめます。


以上、いかかでしたでしょうか?

次回は 【その2:ビザ編】

アメリカに来てとっても苦労した、車の免許をとる話はこちら!

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