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By O.C. Lovers | 2025年9月10日

アメリカに住んで変わったこと

先日の9月2日でアメリカ カリフォルニアに来て12年が経ちました…!

こちらに来て1年経った頃の11年前、アメリカに来たことによる変化の記録を残していました。

今日はその様子を振り返ってみようと思います🇺🇸

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


9月2日で、アメリカ(カリフォルニア)に来て1年が経ちました!

家族で、留学や移住をしてみたい!自分たちの生活を変えたいと思ってアメリカに来ましたが、変わってよかったこと、悪かったこと、変わってない事、いろいろあります。

まず、1年たって、何が変わったのか。変わってよかったこと、悪かったことをまとめます。

よかったこと:
子供たちにようやく英語のベースができてきた。
自然の中で、よく遊び、よく学んでいる。(日本より自然が身近、毎日天気がいい、一年中暖かい)
子供たちがほめられて伸びる、自信がつく、自分らしさを発見しやすい。
マーケティング先進国で日本より進んだシステムを学ぶことができる。
アメリカの厳しい大人社会で、自己責任を学び、よく考え、行動するようになる。

悪かったこと:
日焼けして、肌が2トーン、暗くなった。
車にのり、歩かないので体力が落ちた。
漢字が書けなくなった。
視力が悪くなった。(間接照明で、部屋が暗め。日差しが強くで、UVが目に悪い)
理屈っぽくなる。
気軽に病院にいけない。

子供が間違えた漢字を訂正できないことも。

1年たっての一番大きな学びとしては、アメリカは本当の資本主義国家、すべてが自己責任、個人の選択にゆだねられる厳しさ。

日本にいるときも日本は資本主義国家だと思っていましたが、アメリカにくると日本は、守られている資本主義であり、社会の成り立ちは、戦後アメリカから輸入されたアメリカ式のシステムですが、運用が全く違う。資本主義国の中でアメリカと日本は対極にありますね。

アメリカのマーケティングコミュニケーションのクラスで最初に学んだこと、 
それは、Cash is King!
それがアメリカ社会を理解するのに大きく役にたちました。
アメリカでただなものは、なにもない。何かを得るためには、対価は必ず払う。
ですから、自分が払うお金には、かなりシビアになります。

その中でも子供の教育は無料みえて実は違う形で払っている。
教育は税金でまかなわれる公共サービスの一つです。でも、よい公立でよい教育をうけられるためには、実は、違う形でお金をはらわないといけません。
音楽やアートは、日本では、義務教育ですが、こちらでは予算の削減で削られて行く教科になっています。
でも、公立でもある学校とない学校があります。

そのからくりは、教育がいい地区の家賃はかなり高いということ。それは単にそれだけのことではなく、その地域の恩恵を受けているビジネスが、その分学校に寄付をするのです。
今回、マンションの契約を更新するにあたって、家探しをして分かったことは、スクールランキングのよい学校の地域のマンションは、1-2割家賃が高いのです。年度のはじめに電気代、ガス代に名前と住所が入っているものを提出し、学校もその地域にきちんと住んでいるかをきちんと確認します。
その代わり、その地域のマンション管理会社・デベロッパー(アーバインでいうとアーバインカンパニーというデベロッパー)が学校に毎年多大な寄付をします。その寄付で、学校の施設を拡充したり、音楽やアートなどの専門学科の先生の授業をもうけられたりするのです。

給食もないし、学校のランチは、$3.5かかる。
日本の給食システムは、栄養もあって、メニューも多く、安くて最高です。

どんな情報、アドバイスにもお金がかかる。
今回、アメリカで会社を起こすので、痛いほど体験したこどですが、どんな情報もただではない。もちろん素人のブログなどの情報はただで閲覧できますが、その道のプロに意見を聞くを必ずお金が発生しますし、弁護士に会計の質問をすると、知っていても会計士に聞くように言われますので、時間もお金もきっちりとかかります。
それは、専門外のアドバイスを顧客にしてはいけないという倫理観があるのと、専門外のアドバイスをして、その情報に間違いがあって、自分が訴えられたくないという防衛の意味があります。

お金がないと、医療が受けられないアメリカ。
小泉総理時代に、高齢者医療保険の負担が増して、問題になり、次の民主党政権で、制度が見直されたことを逆のことがアメリカでは起こります。
オバマ大統領のいわゆる「オバマケア」制度。日本のような国民化皆保険ですが、残念ながら、アメリカでは、アイデアはよかったのに、運用に失敗し、実質的には、縛りになりこそ、まったく助けにならない制度になってしまいました。保険会社が諸悪の根源と見ていますが、アメリカ社会では、保険会社でも利益優先であり、社会が容認しているのでしょうか。日本人からすると、??と首をかしげます。
なるべく、病院は日本でいくことにします。

まとめ:アメリカは、裁判の多い、本当の資本主義。 考え方の違いから、日本と資本主義の運用がかなり違います。日本にいたら気がつかなかった公共サービスは、すべて裏の仕組み、お金の出所を知らないと理解することが難しい。でも、お金のからくりを理解し、起業家精神を持ち、お金をうまく付き合う方法を学ぶことで、アメリカでの生活が楽になると信じて、今は、アメリカ式の思考回路を育てます。


以上、いかかでしたでしょうか?

ここまでお読みいただきありがとうございます!

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