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By O.C. Lovers | 2025年9月9日

アメリカで車を運転しよう。【一筋縄ではいかない、アメリカのDMV編】

アメリカでの生活にかかせない、「車の運転」をテーマに更新をしています!

今回は【一筋縄ではいかない、アメリカのDMV(陸運局)編】

私が10年ほど前にアメリカに来たばかりの頃のお話しを振り返ったブログです。

かなり前の話しなので、当時と今では色々と変化しているところがあるかと思いますが、ご了承の上お楽しみください♪

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


アメリカのお役所が、発展途上国並みのオペレーションであることは、こちらでは、よく言われていることです。また、外国人が面倒くさいお役所手続きに困らされるのは、アメリカ以外でも多いことかもしれません。
しかし、DMV(陸運局)は、アメリカ人外国人問わず、市民全員が被害にあっているといっても過言ではありません。

今回、去年の10月に運転試験をパスした主人の免許証が来ない件を例のご紹介します。

まず、外国人は、そのステータス(ビザの内容)に応じて、必要書類が違いますが、最初の訪問で、必要書類を提出し、目の検査をし、写真をとって、筆記テストを受けます。受かると次に運転テストがあり、合格すると、紙の運転免許証(3ヶ月有効)がもらえ、8週間後にプラスティックの免許証が自宅に郵送されます。

一見、シンプルなプロセスに見えますが、プラスティックの正式な免許証が無事に届く確立は、まわりをみると5割以下です。半分以上の人は、なんらかの理由で8週間では届きません。 私が知る中で一番長い人で、最初に撮った写真をDMVがなくして、1年半かかった人もいます。

運がよければ、DMVの方から、発行されない理由と次のステップの指示があります。運が悪いとこっちが気がつかないまま、1年間の猶予が切れて、無免許運転になってしまいます。

私の場合は、運良いパターン。最初に提出した資料をもう一度郵送するように指示がありました。なぜ? 分かりません。きっとあちらで紛失したか。
とにかく郵送したところ、運転テストが受かってから、4ヶ月くらいで届きました。その間に、紙の免許証の期間が切れて、DMVに行って、延長した紙をもらわなければなりません。

いつでも、DMVは長蛇の列。

主人の場合、Legal Presence(法律上、アメリカにいる資格がきちんとある)ことを検証中なので、さらに3ヶ月の延長免許証が郵送されてきました。これは、運のよいパターンに見えますが、そのあと、何の音沙汰もなく、4ヶ月が経過。
紙の延長をしてもらいに、DMVに赴くと、Legal Presenceに電話するように指示されて、延長してもらえず、無免許状態に。

最悪の場合、街にうじょうじょいる警官に何らかで捕まり、無免許がばれ、免停になるパターン。

急いで、Legal Presence に連絡すると、やっぱり、最初に出した書類でひっかかっていたことが判明。学生の場合は、I-20という学校に行う予定の期間が示された書類にかかれた期間だけ運転免許証がでるのですが、なぜか、その期間が終わってることになっていたのです。

なぜ? 誰にも分かりません。たぶん、あちらの入力ミス。

とにかく、その書類をFaxして、Faxした後、こちらが受け取ったかどうか確認の電話をこちらがするようにとのこと。 アメリカでは、送ったら、届くものと思ってはいけない。届いたかの確認は送った人の責任。笑

まず、Fax。 いつ送っても通信中で、送れないこと2週間。家にFax はないので、暇さえあれば、近所のキンコーズに行って、Faxを送る日々。 そんなに毎日、書類を再送する人が絶えないのか? たぶん、そうでしょう。ほとんどの人は最初の書類の入力不備で、再送しているに違いない。

次に、確認の電話。この電話につながるのに、10日かかりました。毎日、10分置きに、15回くらい、暇さえあればかけていましたが、なぜかいつも電話中。つながったと思ったら、5時までの営業時間前にかけたのに、「本日の営業は終了しました」のアナウンスが。おいおい!
Faxが送信できた確認の紙もあるので、送れているだろうと思ったら大間違い。
電話がつながって確認できたときに、まさかの、「届いてないから、再送してくれ」と。

毎日、何千とFaxがくるので、担当者の名前がないと、捨てられる、と言われました。
なぜ 捨てる? 

いやいや、担当者の名前も、免許証の番号も、こちらの名前と電話番号も、すべてのページに記載しましたし、レターヘッドにも、担当者の名前を大きく書いたのに。しかも、送信OKの紙まであるのに。

今度は、Fax がつながらないときに、他にも送る方法を教えてくれ!と頼んだら、郵送もだめ、メールもだめ、とにかくFax しかだめ、とのこと。でも あと2本のFax 番号をゲットでき、1本目のラインがだめでも、他の2本で挑戦し、なんとか3日で、Fax送信できました!

再度、確認電話。なんと、9回目で、通話でき、担当者は、お昼にでかけているとのことで、他の人にFaxが届いたか聞いたところ、処理済みになっているから、10日ほどで、自宅に送られるだろうと。

おおおおおーーーーーーーー。 やった!!!!

これをまわりに人に言うと、「届くまでは、安心するな」との鋭いアドバイスをもらいました。

そうです。10日で届かなければ、また確認の電話かっ・・・・・。 ふぅー。

届いてくれー、と祈ります。

追伸:DMVのFacebookに書き込みをして、解決したというブログをみました。
同じ問題を抱えているかた、それも試して見てください!

ここからの学びとしては、
DMVに申請して、免許証が届くまでは、引っ越ししない、学校や会社の変更もしない、またアメリカ国外にもでない、こと。普通でも危ういシステムですから、何か変更すると絶対にスムーズにいかない、さらに、こっちが変更したことが言い訳の口実になってしまう可能性があります。

忍耐力が試される、それが、カリフォルニアDMV。一筋縄ではいかないので、ご注意あれ。
日本の免許センター、試験その日に免許証発行!
それは、すばらしく効率的なシステムです。


以上、いかかでしたでしょうか?

とっても苦労した【免許を取る編】はこちら!

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