今回は、アメリカでの生活にかかせない、「車の運転」をテーマにします。
私が10年ほど前にアメリカに来たばかりの頃のお話しを振り返ったブログです。
かなり前の話しなので、当時と今では色々と変化しているところがあるかと思いますが、ご了承の上お楽しみください♪
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
車がないと暮らしていけない、ここアメリカで、車に関わる諸費用をまとめたいと思います。
かかるものといえば、ざっと:
1.車
2.自賠責保険など
3.DMV登録料(車体、ナンバープレート)
4.メンテナンス
5.ガソリン代
でしょう。ひとつひとつ見て行きましょう。
1.車
アメリカでは、中古車マーケットが発達しているので、どうしても新車でなきゃ嫌な人、こだわりのある人以外は、中古車で十分かと思います。中古車ディーラーのサイトを見れば、だいたいの中古車相場が理解できますし、きちんと事前に整備してもらい、ディーラーの保証をつけれもらえば、安心して乗れます。
私のように、子供が3人いると言ったら、だいたい車体のどでかいファミリーバンになります。日本でほぼペーパードライバーだというのに、いきなりホンダのオデッセイ(バン)を乗るはめになりました。だいたい$20000でした。
余談ですが、友達の友達が日本に帰国するので、年式の新しいトヨタのシエナを中古車ディーラーに$7000で売って帰ったのですが、中古車ディーラーっていい商売。
(よくアメリカンドリームで、貧しい家庭の人が中古車セールスで一稼ぎして、企業したって話、昔よく聞いたかも。)
ですから、逆手にとって、友人から車を買って、ディーラーにチェックだけ頼むというのも安く車を手に入れる方法ですね。(学生がよくやってます。)
さらに余談ですが、こちらのママがどでかいバンを乗るのは当たり前で、うちの小学校の駐車場と言ったら、ホンダ・オデッセイとトヨタ・シエナで5割以上を占めています。
ママは、たくましいですね。
2.自賠責保険など
車を買うとディーラーさんが保険の入会も仲介してくれます。夫婦2人でドライバー登録するほうがお得ですよということで、2人で入会。ドライバーズライセンスの番号と誕生日を言ったら、いくつか見積もりが瞬時にいくつかの保険会社からファックスされてきました。ディーラーさんの紹介でひとつを選び、お金を払ったら、その日から保険がカバーされます。約$2000
また、ディーラーさんでは入れませんが、フリーウエイで故障したときのレッカー代などがカバーされるAAA(トリプルエー:アメリカ自動車教会)の保険に入るのもおすすめします。コストコなどで入れます。主人が、車の中に鍵をいれてロックしてしまったときに、車のロックの解除をしてもらいました。
3.DMV(陸運局)登録料(車体、ナンバープレート)
前回のブログでも書きましたが、アメリカのDMVは、カスタマーサービスをしらない発展途上国並みの効率の悪さ、態度の悪さです。アメリカ人でも行きたがらないのですから、なるべく行かないで登録を済ませましょう。
車体登録ですが、これはディーラーさんがやってくれました。(知り合いから買うと、自分でやらないといけないので、時間がない人にとっては面倒です!)
また、ナンバープレート代もネットで支払いができます。支払うと、ナンバープレートに貼るシールを送ってきてくれるので、それが届くまでは、ナンバープレートなしで走ることになります。(これは、毎年支払いします。)
4.メンテナンス
メンテナンスの一番は、オイル交換です。3ヶ月に一回しないといけません。約40(交換しないと車の故障をしても保険の対象になりません。)日本にいるときそんなにしてたかな?と思いますが、毎日乗るから仕方ないのでしょうかね。
たいがい、オイル交換に行くと、他の部品も交換するように言われて、言われたら心配になるので、ついつい交換をお願いしてしまいます。 車ビジネスは、結構よくできています。
あとは、メーカーのハンドブックに、乗車マイルごとにおすすめするメンテナンス箇所の記載がありますので、それにしたがって前もって部品交換などをすると、故障を防げるかもしれません。
安全性には関係ありませんが、洗車も頻度が高いメンテナンスですね。
私は、月に一回くらい洗車してます。一回約$6
雨がふると車が汚れるのですが、南カリフォルニアは2ヶ月に一回くらいしか雨が降りませんので、汚れる原因は子供たちの手あかや砂浜帰りに砂のお土産が車にたくさんつきます。
機械式とハンドウォッシュがありますが、機械式も結構手早く(3分)楽しく洗車できるので好きです。
ハンドウォッシュは、メキシコ人のお兄さんが意外と手早く洗ってくれるので、待ち時間は、15分ほどです。
あと、だいたい洗車とセットで、車内清掃のバキュームをします。これをすると結構気持ちいいです。子供が後ろの席で食べ散らかしたおかしを一掃できます。
5.ガソリン代
車の燃費にもよると思いますが、私は、週に一回ガソリンを入れるペースです。一回に$60かかるので、月に約$240。
1年前に来たときよりも、ガソリン代は上がっていて、1ガロンで、4.1ドルほど。(仮フォルニアはガソリン高いらしいです。)
今後の中東情勢が安定することを願います。
さーて、ねがいましては、とそろばんを弾いてみますと。
年間に車関係に使った金額:$25795 (約270万円)
(車本体を抜くと):$5795 (約70万円)
よい見方をすると:
日本で車運転しようとすると、駐車場が月に4万もしてて、年間48万もしてたのがタダなのがありがたい。私の住んでいるオレンジカウンティでは、どこも駐車場はただですし、都心にいかなければ、東京みたいに高い終車料金を払わなくていいいのはお得です。
また、車を持っていれば、旅行がしやすい。高速もほぼ無料だから、宿泊だけ予約やお金がかかるだけで済みます。
悪い見た方をすると:
日本では、通勤の電車代は会社持ちですが、こちらでは、通勤のための車費用は、自己負担。メンテにもそれなりの時間もかかるし、自分で運転しなくちゃいけないし、結構手間はかかってます。通勤渋滞もひどいし、毎日フリーウエイで遠くへ通勤の方はつらいですね。(でも、日本の通勤電車の込み具合と比べたら、車の中で自由にできるからいいのかな。)
ただ、車社会は、楽ですが、運動不足になりがちですね。あと、環境破壊も気になります。
以上、いかかでしたでしょうか?
とっても苦労した【免許を取る編】はこちら!
次回は 一筋縄ではいかない、アメリカのDMV(陸運局)です!