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By O.C. Lovers | 2025年9月5日

アメリカで車を運転しよう。【免許をとる編】

今回は、アメリカでの生活にかかせない、「車の運転」をテーマにします。

私が10年ほど前にアメリカに来たばかりの頃、免許を取得した時のお話しを振り返ってみます。

かなり前の話しなので、当時と今では色々と変化しているところがあるかと思いますが、当時の私の苦労話をぜひ楽しんでください(笑)

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


私は、車の運転が、苦手。日本にいるときは、知らない道は、カーナビがあっても道に迷いますし、一度は、階段を車で降りてしまったこともあるほど。

しかし、アメリカ(特に南カリフォルニア)では、運転が苦手とも言ってられません。
アメリカにきてから最初の1年間で会得したアメリカでの運転にまつわる、知っておきたいことをご紹介します。

まず、運転免許証をとるには(カリフォルニア州の場合)。

アメリカに来て、びっくりしたのは、運転免許証は、パスポート並みに大事ということ。住民票のないアメリカでは、運転免許証をとることで、住民登録されるようなシステムなので、車を運転する、しないに関わらず、免許を取らないと、住民として認めてもらえないです。まさに、免許の取れない年齢の子供のように扱われます。涙。
(カリフォルニア州の法律では、旅行者でない人は、必ず10日以内に免許証を取らなければならないという規定もあります。)

アメリカ人も行きたがらない場所、それが、「DMV(陸運局)」です。その不親切さ、効率の悪さと言ったら、日本では考えられないほど。待ち時間も常に2時間コース、ホームページも分かりにくい、そして待ったあげくに、資料が足りないなどで試験が受けられないケースも多いです。

アメリカ人も行きたがらない場所、それが、「DMV(陸運局)」です。その不親切さ、効率の悪さと言ったら、日本では考えられないほど。待ち時間も常に2時間コース、ホームページも分かりにくい、そして待ったあげくに、資料が足りないなどで試験が受けられないケースも多いです。

1.アポを取る。
待ち時間を少なくするためにも、電話でアポイントメント(予約)を取ったほうがよいです。しかし、電話で係に人に通じるまでに、約30分~1時間かかることも。それでも、DMVで待つよりはいいでしょう。私は、アポなしで行って、2時間半ならんだあげくに、ホームページに載っていた必要資料を持っていったのに、資料がたりないと、10秒で追い返されました。事前に電話で必要な資料を確認することも大切です。

2.ライティングテスト
ライティングテストを受けるときに必要なものですが、
F-1ビザ(学生ビザ)の場合:
*日本の免許証
*パスポート
*I-20
*I-94 (これは事前に、ネットで申請してプリントアウトしないといけない。)
  こちらで、取得できます。 
   ↓
 https://i94.cbp.dhs.gov/I94/request.html
*キャッシュかチェックで、36ドル (クレジットカードは使えません)

たいがい、I-94 を忘れて、突き返されることが多いです。
I-94とは、入国した日を確認するための資料ですが、昔は、パスポートに白い紙がホチキス止めしてあったものですが、電子化されて、自分でホームページに行って資料をプリントアウトする必要があるのです。でも、このこと事前に誰も教えてくれませんでした!

そして、ライティングテストは、標識に関する知識と、状況判断の正しさを問う質問に分かれます。約30分ほど、立ったままでの筆記テストで、36問ほどあって、80%で合格ラインだったと思います。日本語を選んで受けることができます。

こんなときは、どうする?という問題に、選択肢から答えを選ぶのですが、え?という答えも多く、事前にこちらのDMVのハンドブックで、交通ルールに関して丸暗記して、機械的に答えられるようにすることをおすすめします。
https://www.dmv.ca.gov/pubs/pubs.htm

.ドライビングテスト

ライティングテストをパスすると、仮免がもらえて、ドライビングテストをネットで予約するように言われます。
こちらから、予約できます。
https://www.dmv.ca.gov/foa/welcome.do?localeName=en

ドライビングテストの事前準備に関しては、日本で運転していた人は、実際の試験ルートを事前に何度か運転すれば大丈夫と言われています。
しかし、私のように運転の苦手な人は、Youtubeで、 DMV Driving test と検索するとDMVが「被験者の犯しやすい間違い」をまとめた動画をアップしているので、それを見てからいくと、どこでポイントをひかれるかが分かっていいと思います。
さらに、心配な人は、元DMVの試験者がやっているような、ドライビングレッスンを1-2回受けてからいけば、さらに安心です。

当日に関しては、自分の車でドライビングテストを受けますので、車を運転していってください。(日本で免許のある人は、同乗者はいりませんが、日本の免許がない方は、同乗者と共に)
その後、DMVのBehind the Wheel Testというセクションで受付を済ませます。
その際に、仮免許と自分の車の車両保険の紙を提出します。

その後、自分の車に戻り、試験官が車で待ちます。試験官が来ると、車に載る前に、採点表に自分のサインをして、車の操作の仕方を知っているか、車がきちんとした整備ができているかのテストがあります。
右左のウィンカーやブレーキランプ、ハザードランプ、フォグランプなどを操作するように言われます。たまに手旗信号をさせられます。(右折=手を上に、左折=手を横に、停止=手を下に)それが済むと、試験官が車に乗り込み、出発! 20分ほどドライブをして、最後に合格の有無を言い渡されます。

このような採点表に「Pass」と書かれて渡されます。減点方式で、-13点までで合格です。
合格すると、受付に戻り、紙の運転免許証をもらいます。

実は、私は、2回ドライビングテストに落ちましたので、簡単とはもうしません。
一回は、「ストップサインでの停止が甘かった」、2回目は、「歩行者が飛び出して来たので、止まったら、後続車が来てるのに止まるな!」と注意を受け、不合格。

キーポイントは、「ストップサインでは、3秒止まる」、そして、「スピードを出すところで、出し、ゆっくり行かなければいけないところは、ゆっくりのメリハリをつけて運転する」、「右左を確認していることをオーバーに見せる」ことを意識すれば、みなさんだいたい合格しています。

4.免許発行
日本のように、当日免許をもらえるのではなく、8週間後に自宅にプラスティックの免許証が送られてくることになっています。

しかし、私の場合、当日資料を出したのにも関わらず、3ヶ月もたったあとに、同じ資料を郵送するような手紙が来て、郵送した、一ヶ月あとに、免許証が届きました。
私の主人の場合、10ヶ月が経ちますが、まだ免許証は届いていません。
今、このブログの方法で、アプローチしています。

http://ameblo.jp/meoumeou/entry-11025878493.html

ネットで調べたところ、カリフォルニアのDMV は特にひどいみたいです。外国人は、Legal Presence(違法滞在でないかの)のチェックに時間がかかり、たいがい8週間では、届いていないみたいです。たいがいが、あちらの落ち度ですが、連絡取りたくても、電話もFAXもなかなか通じないし、困ったものです。

最後に、アメリカが嫌いになりたければ、DMVに行けば、一発で嫌になれますね。 余計なことで、DMVに2回以上行かなくて済むように、事前に調べるところは調べ、練習し、テストに望みましょう。

そして、免許証が無事に手元に届いたら、あなたはとてもラッキーな方です。ぜひ、運転をエンジョイしましょう。


以上、いかかでしたでしょうか?

今ではカリフォルニアで毎日運転している私ですが、免許取得にとっても苦労を思い出しました…

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