Hangout OC

ローカル情報

By O.C. Lovers | 2025年9月4日

ちょっと変わった我が家の哲学:海外に住んでみようと思った理由

一家で東京からアメリカに来て、10年以上が経ちました。

そもそも、なぜ日本からわざわざアメリカに来たのかについて、振り返ってみたいと思います。
アメリカに家族で留学?というと、驚かれることが多いです。そもそもなぜ?という部分について今回はまとめたいと思います。

漠然と海外に住みたい!と考えている人は少なくないかもしれませんが、いざ、じゃあ、どこの国でもいいから、住んでみようか!となると、尻込みしてしまいますね。

どこの国がいいのか?その国の生活はどうなのか、安全なのか?
その間の生活費はどうする?などなど。
実際に行動にうつすまでには、いろいろなハードルがあるものです。実際に、いいアイデアを持っているでも、実現のために動く人というのは、5%にも満たないとも言われています。私は、自分のやりたいこと、思いついたアイデアを実行するだけで、その5%に入れるなら、やってみようと逆の発想で思いました。

また、実際にやると決めると、無理と思ってたことでも、自然とそのための条件が揃ってくるものですよ。

そもそも私たちが、海外に住みたいと思ったのは、いくつかの理由があります。
その一つには、「子供にいい教育を受けさせたい」というシンプルな理由がありました。これは、どんな親でも思うことだと思いますが、では一体なにが「いい教育」なのか?について、明確な答えを持っている方はどのくらいいるのでしょうか。

その答えは人それぞれですし、自分の子供たちにとっても何がいいのかについてもまったく分かりません。ただ、子供はまわりの影響を受けて、後天的に柔軟に性格や考え方を育てていきますね。小さい時の環境は、将来に多大なる影響を与える、日本の今の環境や教育は、自分の子供にとってベストなのか、と疑問をもちました。

その教えを象徴している話で「孟母三遷」という話がありますね。孟子のお母さんが、孟子に最高の教育をさせたいと思って、3回引っ越しをしたという話ですが、「子供は住む環境に影響を受けて育つもの」という教えですが、とても共感します。
孟母三遷についてはこちらをご覧ください。

http://www.katch.ne.jp/~kojigai/moubo.htm

仕事柄、いろいろな国の人と働く機会がありましたが、日本人の生き方がとても画一的だなと感じることが多かったからです。「子供が3人いて、フルタイムで働いている」女性は、日本ではまだまだかなり珍しい存在でしたし、「アメリカで家族で勉強するので会社をやめます」と言ったら、会社の人は、目が点になっていました。笑

私は、正解は分からないけど、いろいろ見てみよう、なんでもやってみようという「好奇心」や「新しい事にチャレンジする、起業家精神」を大事にしたいと思っています。一度しかない人生、やりたいことをやってみようということで、何ができるか分からないけど、とにかく海外にでることにしました。

まず最初のプランで我々が行きたかったのは、もともとシンガポールでした。5年ほど前に、家族旅行で訪れたときに、とにかく、「前に、上に、」といった国のムードを感じて、当時の日本のどんよりした停滞ムードとは違う、新しいアジアのハブとして、経済発展の可能性を感じて、「移住しよう」と決めました。

その目標のために、英語ができるようにならないとねということで、アメリカにくることになったのがいきさつでして、アメリカで英語を学んでから、シンガポールへいこうかということになったわけです。

私は、子供たちには、物やお金を残すより、貴重な体験を残したいと思っています。
いろいろな国のいいところを学んで、日本の未来のために活かしてもらいたいです。日本ではできない経験、世界視点で物事を考えられる視野が持てたら、きっと将来、かけがえのない財産になると信じています。

 

渡米のお悩みお聞かせください

無料相談はこちら

お気軽にご連絡ください!

プログラムのお問い合わせ