アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。
当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回はアメリカの日本人学校について。
当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額等は当時のものですのでご注意ください★
さて、現地校は、すっかり夏休みですが、日本人学校は、日本の学校のスケジュールとほぼ変わらないので、来週の土曜日まで一学期があります。
ここで、アメリカにいる日本人が通う日本人学校の紹介をします。
南カリフォルニアは、いくつかの日本人学校がありますが、
日本の文部省の傘下の日本人学校とプライベートの塾系の日本人学校があります。
(日本人学校の種類については、以前のブログを参照ください。)
日本の指導要領にとらわれない、新しい考え方の塾系の日本人学校も最近ではとても人気がありますが、私たちの子供が通っているのは、日本の文部省の傘下系で、日本で使われている教科書を使う、あさひ学園という学校です。南カリフォルアには、あさひ学園は4つの学校があり、我が家は、オレンジカウンティにある、オレンジ校に通っています。
特徴としては、公立高校などの施設を土曜日にだけ間借りして、行われているので、先生だけでなく、校舎設備がその日だけ日本語の張り紙貼られ、教員室や日本語のコンテナ図書館が登場します。笑
そのため、張り紙をはったり、立て看板をたてたり、安全の見守り、図書の貸し出しなどの係は、生徒の親のお手伝い、ボランティアで成り立っています。子供のために、日本語をキープするために、お母さんたちは、毎週本当に、頑張っています。
まず、入学に関してですが、日本から来たばかりの生徒は、入学診断テストなしで入学できますが、転校生などは、日本語レベルが足りているかどうかのテストがあります。
そして、行事ですが、秋には、運動会があったり、入学式や入園式などは、環境はひろびろとしたアメリカですが、やっていることは、笑ってしまうくらい、本当に日本っぽいです。

幼稚部では、気分転換にこのような青空教室も多いです。
先週のボランティアでは、みんなで、ラジオ体操第一、そして運動会で踊る、「おどるポンポコリン」を子供たちと一緒に練習。
まさか、カリフォルニアの青空の下、ラジオ体操第一をするとは思ってもみませんでしたが、あの音楽を聞いただけで、体が動いてしまう日本人のカルチャーDNA、子供たちにも継承していきたいです。笑

あさひ学園は、年長さんから幼稚部に入れます。幼稚部入園式にて。

秋の運動会の様子。徒競走や二人三脚、玉入れなどをしました!

秋の運動会:さすがに、カリフォルニアの日差しの中での運動会なので、親は、テントを張って観戦します。
さて、日本人学校に行かない日本人の方も多いと思いますが、行く事のメリットでメリットです。
日本人学校のいいところ:
アメリカにいるとうっかり忘れてしまう、伝統行事をきっちりやってくれます。
節分、こどもの日、七夕など、世の中の呼びかけがないと、以外とスルーしてしまうので、日本人学校にきて、「あ、七夕だった!」と思い出します。笑

アメリカにも結構、笹やたけ見つかるものですね。
日本人学校の困ったところ:
週に一回しか授業がないので、ほとんどの予習、復習は、家での宿題になり、丸付けも親の負担が大きいです。間違ったところは、親が教えて正解して、ドリル提出が義務つけられています。涙
宿題の量は結構ありまして、入学したころは、親子ともども宿題に疲弊しておりました。(現地校の宿題がたいした事ないのが、救いです。)音読や漢字練習など、毎日の反復練習が基本でしょうから、親も頑張ってつきあわないといけないです。漢字は一度あきらめたら、終わりだなと思って、今年は、漢字検定も受けました。中国人の友達から、中国では、漢字の画数を短縮することで、漢字を覚えやすくする改革が行われていると聞きましたが、日本では書き順、とめ、はねをきっちりとしないといけないので、日本人って大変です。
最後に、ボランティアは大変ですが、幼稚部から高校生のお母さんと知り合うことができる、あさひ学園のお母様とのかかわりは、大変貴重な情報やアドバイスがもらえる最大のメリットです。(帰国子女についてのメンターさんのよう。)
先日は、「9歳まで、きちんと日本語をキープして、英語を習得できれば将来両方きちんと定着するわよ」とのアドバイスをいただいたので、再度、両方のバランスを取っていきたいと奮起しました。
あと、家庭で正しい日本語を使うことも重要だと先生からも言われております。責任重大。
でも、やっぱり日本人ですから、海外にいても、和食(しょうゆ味、みそ、お米)、敬語、漢字、、、、そしてラジオ体操、を子供たちにも教えていきたいです。
以上、いかかでしたでしょうか?
次回の更新もお楽しみに♪
あなたも最高の場所で「遊学」をしてみませんか? アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学にご興味のある方はこちらのページをご覧ください!
遊学ってなに?説明会の動画はこちらから!
お問い合わせ
・メールアドレス:info@infohangout-oc-com
・お問い合わせフォーム:こちらをクリック