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By O.C. Lovers | 2025年10月20日

アメリカで就職活動! その1:インターンシップ

アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。

当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。

(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)

今回はアメリカで就職活動! その1:インターンシップについて。

当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額等は当時のものですのでご注意ください★


アメリカで働きたい!と思ったことのある方はいらっしゃるかもしれません。でも、どうしたら、働くことができるのか?とお悩みの方もいるかもしれません。 

アメリカに何のコネもないなと言う方は、F-1ビザで渡米して、インターンシップのあるプログラムを受講して、インターンシップをまずしてみることをおすすめします。

アメリカの大学には、いろいろな社会人向けのコースでインターンシップや、OPT(Optional Practical Training)という一年間の有給のインターンシップのプログラムが用意されています。

私の通う、カリフォルニア州立大学アーバイン校の社会人向けエクステンションクラスのプログラムでも、各プログラムの後に、実際にアメリカの会社でインターンシップをすることができます。また、エクステンションのクラスを2学期連続受講し、インターンシップをすることで、OPTに申し込むことができますので、実質一年と3ヶ月の間、アメリカの企業で、実務を体験することができます。
詳しくは、こちら。

http://unex.uci.edu/international/

カリフォルニア州立大学、アーバイン校

私は、この6月で2学期の受講を終えますので、来学期は、いよいよインターンシップです。インターンシップは、アメリカでの就職活動とプロセスは同じですので、アメリカでいざ就職しようとお考えの方には、実施訓練にもなります。

まず、今学期に受けた、アメリカの企業への履歴書の書き方、カバーレターの書き方やインタビューの練習などで、大事なポイントをまとめておきます。

1)英文履歴書の書き方
まず、必要なのが、英文履歴書ですね。英文履歴書には、日本の履歴書のように、自分の写真を貼る必要もありません。また、年齢が分かるような生年月日や、家族構成、未婚既婚、子供ありなし、宗教について、対象者に聞く事は、アメリカの法律で禁じられていますから、あえてこちらから知らせたいことがない限り、記入する必要はありません。

必要な項目は、以下の5つの要素です。
*ヘッダーと呼ばれる自分の連絡先
*職歴のサマリー(職歴が少ない方は、どのような職種を探しているのかというObjectiveというフォーマットで書くのがおすすめです)
*職歴(最近のものから時系列に並べる。):その時期に達成したこと、得たスキルを中心に書く。ポイントを5つ以内にまとめる。
職歴があまりない、学生の方は、学歴から書きましょう。
*学歴:卒業した年とメジャー、学校のある都市を記入、学生時代にしたボランティア、スポーツ活動やインターンもここに書くことをお忘れなく。
私は、「日本でチアリーディング全国大会2位」という部分について、インタビューで質問されたこともあって、場が和みました。(20年も前のことですが。笑 )
*スキル:言語スキルやコンピュータースキル、その他特殊なスキルを書きましょう。
注)英語力はあるのは、強みにならないので、まず母国語のことを書くこと。TOEFLスコアなどは、アメリカ人にはよく理解できないので、English:Advancedなど、レベルで記入しましょう。 

人事担当者が、ひとつの履歴書に費やす時間は、たったの6秒と言われています。ですから、ポイントをクリアに、一枚に簡潔にまとめましょう。(転職歴が多い方、経験の多い方は、2枚になってしまっても大丈夫です。)

2)カバーレターの書き方
日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカでは、履歴書を送るときに、必ずカバーレターを書きます。 履歴書と何が違うかというと、履歴書は、「自分」と「過去」にフォーカスして、今まで自分が何をしてきたかのまとめページです。カバーレターとは、「受ける会社」「未来」にフォーカスして書きます。ですから、カバーレターでは、以下のフォーマットでまとめます。

イントロ:自分が何者で、何をしたいかを伝える(インターンのインタビューを申し込みたいなど。)
ボディ:自分が調べた、その企業と自分の接点や自分のスキルでその会社にどう貢献できるのかについてのまとめ。(企業担当者が、この人を雇うとこんないいことがあるのかとすぐに想像できることが大切)→企業研究が必要!
結論:次のステップ、自分からのフォローアップについて簡潔にまとめる。(インタビューを申し込みたいので、都合のよい日をメールでほしい、自分も来週に電話をするなど。)

カバーレターは、最近、メールの本文にかき、履歴書を添付して送ることが通例になっているみたいです。ですので、メールを見たかどうかも確認するために、担当者に電話でフォローすることが大切みたいです。
また、最近では、LinkedInなどで、企業の担当者の名前を調べて、個人宛で送ることができますので、SNSツールや検索を利用して、企業についての研究をしていく事が求められます。

もし、アメリカで就職活動をするなら、
私が思う、日本人にとってのアメリカでの就活ポイントとは:

「アメリカ以外を全く知らないアメリカ人に対して、アメリカ以外の国のベストプラクティスをアメリカで応用できるスキルを自分が持っていること」

をシンプルに分かりやすく伝えることだと思っています。

アメリカ人が持っているスキルや経験はプラスにはなれど、差別化できません。日本の仕事の仕方、「クオリティコントロール」の仕方で、御社でこういう事ができそうですね、と具体的に言えれば、他のアメリカ人やいろいろな国の学生たちから、一歩抜きん出て見えると思います。

最後に、
まわりの学生を見ていて、20年前になりますが、自分が新卒で就職活動をした時のことを思い出します。当時は、バブルがはじけた次の年、氷河期と呼ばれる就職難が始まった最初の年でした。大学の就職部もバブル時代の就職活動の延長で、「学校の名前で受かる」「数打てば、あたる」くらいのアドバイスしかもらえなかったのを覚えています。涙。
今の大学生は、自分のブランディング作りやインターンシップを大学時代にやることで、自分のアドバンテージ作り、SNSを利用したネットワーキングも駆使し、私たちの時代よりもずいぶんと、自分の差別化、競争力作りの武装ができていて、感心します。

たとえば、スペインのように、経済状況が悪く国の学生たちは、どうにかアメリカで就職しようとかなり頑張っていますが、こちらに来ている日本の学生さんたちは、日本の就職状況が上向いている(アベノミクス?)と言っていたので、日本での就職は、以前よりも楽になっているのかもしれません。祖国の経済がよいことは、最後の砦として、「いざとなったら、日本でなんとかなる!」と思えることは、外国でチャレンジするときに、とても大きな心の保険になると思います。


以上、いかかでしたでしょうか?

次回は、アメリカで就職活動! その2:面接です♪

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