アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。
当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。
(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)
今回は人間関係の作り方(血液型を信じるな)について。
当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。
★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★
今、アメリカの大学で、ビジネスを学んでいます。
今週は、その中で、なるほどと思ったこと、気づきをを紹介していますが、今回は、プライベートでもビジネスでも使える人間関係の作り方を紹介します。
アメリカでマネジメント、リーダーシップ論を学ぶときの、Management 101 (基本のき)と考えられている、Temparament Style (気性タイプ)をご紹介します。
よく、日本人は、血液型による人のパーソナリティ診断をしますね。私は日本人に一番多い、A型です。両親は、AB, A なので、細かくいうと、AA型です。
しかし、私の人生で、A型と思われたことは一度もありませんし、よく驚かれます。星座もまったく同じです。
さらに、言うと典型的なA型の特徴をもつ私の妹は、こつこつまじめを絵に描いたような人で、毎日同じルーティンをきっちりとこなし、同じ時間に起き、同じ時間に寝る、規則正しい人です。ずっとA型だと思って生きてきたある日、大人になって初めて血液検査をしたら、AB型だったのです。本人はかなり落ち込んでいました。(笑)
私の結論は、血液型や星座はあたらない、そして、血液型や星座で人を分類することに意味はないです。
なぜかというと、身近な事例でもそうだと思いますが、人は先天的なもの、(遺伝、血液、生まれた日)だけで構成されているわけではないからです。兄弟の数や兄弟の中の位置や友達からの影響、後天的なものから大きな影響を受けるので、先天的なもので単純に分類するより、今の自分はどう考え、行動しているかによって、分類をするほうが正確だと思いませんか?
アメリカのリーダーシップ論のクラスを取ると、毎回といっていいほど、出合う「DiSC 」という、Temperament Style (気性タイプ)診断をご存知でしょうか? この診断で人間会見の問題を解決するようにしている会社は、たいへん多いです。(アメリカでも、日本でも)
これは、パーソナリティや性格診断とは違い、要約すると、コミュニケーションスタイル診断と言えます。これを理解すると、チームにどんなタイプが必要なのか、どんなタイプを採用するべきなのか、ある従業員の適材適所配置などを考え、コンセンサスをとるのに、必要な知識と考えられています。
詳しい説明は、こちら。
http://www.hrd-inc.co.jp/website/whatsdisc/
https://www.discprofile.com/what-is-disc/overview/
私は、日本にいるときは、外資系の広告代理店で働いていましたが、その研修でもこの診断を受けましたし(10年以上前)、アメリカでも3回受けました。
それぞれ、いろんな流派があって、4つのスタイルの名前が違っていたりしますが、基本は同じです。複数の流派をまとめて、私なりに一番しっくりくるタイプ名を日本語にしたものが、以下のチャートです。
*基本的な考え方は、2つの軸。物事を考え行動するときに、人重視で判断するか、物事重視で判断するのか。または、外交的(エネルギーを外からもらうタイプ)、→つまり、この写真でいうと、ペースが早いか、コミュニケーションが直接的か、内向的(エネルギーを自分のなかからもらうタイプ)→ペースがゆっくりタイプで診断します。(診断は、50問ほどの質問で、20分ほどなので、やってみてください)
このツールのポイントとしては、
*まず、自分のスタイルを理解する
*自分のスタイルの強みと弱みを理解する
ここまでは、初級編。
さらに、重要なのは:
*違うスタイルの同僚、上司、クライアントと接するときに起こる問題をどう解決するかの具体的対策を練り、解決していく。
*新規採用する人の条件など、コントロールできる部分でもっと活用していく。
私の気性タイプは、社交家。(Influence, Socializer, Brass などどいろいろな名前で呼ばれます)
このタイプの傾向と対策ですが、
傾向:人と交わっていることが楽しいタイプ。自分の直感を信じて行動する。
明るく、社交的、要領がよい、世渡りがうまいなどので、人気もののリーダーとしてグループを引っ張っていく力もあるなど、いい点もありますが、細かいことになると興味が薄れる、黙々とした作業は苦手。話が長い人の話は、最後まで聞いてない。
仕事上でも、セールスや政治家などに向いています。
対策:このタイプをほめるときは、人前でほめる、やったことを認知してあげると、ぐんぐんのびるタイプです。
細かい作業は、Cタイプ(慎重)と組ませてやらせるといいでしょう。
対抗のCタイプの細かいところ、話が長いところ、結論を出さないところにいらいらしますが、そこが自分の弱点、補ってもらっていると思って、忍耐強くかかわりましょう。
というのが、私の私への自己診断です。笑
また、この Temperament Style (気性タイプ)ですが、プライベートでも使うことができます。
たとえば、婚活中のかたは、自分のタイプと対抗線上のタイプを探すとよいでしょう。
まず、対抗するタイプの人とは、はじめはお互い、いらいらする関係なのですが、違いを認めて、接していくうちに、最高のパートナーになります。
最後に、飲み会などで、ついつい話題がないと血液型や星座の話をしてしまいますが、もっと、この気性タイプの認知が広まって、人の話題に登るようになれば、会社や組織、家族などの人間関係の悩みがかなり解決されると思います。
今回が概念ばかりで、実態を掴みにくい内容ではありましたが、気になったかたは、詳しく調べてみてください。
以上、いかかでしたでしょうか?
次回は、アメリカ人のスキルを学ぶ:人間関係の作り方(血液型を信じるな)です♪
アメリカに来てとっても苦労した、車の免許をとる話はこちら!
アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学にご興味のある方はこちらのページをご覧ください!