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By O.C. Lovers | 2025年10月1日

アメリカ人のスキルを学ぶ:シャイを克服!

アメリカ カリフォルニアに来て今年で12年、2024年から日米をつなぐ留学サポート事業を始めた私ですが、アメリカに来たばかりの頃、様々な出来事などをブログで発信していました。

当時の気持ちや考えていたことなどを懐かしみつつ、改めてここで振り返ってみるブログを更新中です。

(アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学についてはこちらのページをご覧ください!)

今回はシャイを克服!について。

当時私が実体験して感じたことなどを、是非お楽しみください。

★以下10年ほど前の私の記録です! ここで書いているルールや金額は当時のものですのでご注意ください★


今週は、私がアメリカの大学の社会人のためのビジネスクラスで習ったことの中で、ためになるなと思ったことや気づいたことをまとめます。 

アメリカ人とビジネスをしたい方、している方、アメリカの会社で働いている、取引をしている、もしくは、アメリカ人の上司や同僚がいらしゃるかたは、参考にしてください。

日本人の方で自分はシャイだと思っている方は多いはずです。私の子供たちも3人とも完全にシャイです。

しかし、シャイであることは、アメリカでは、「百害あって一利なし」なのです。
とにかく、シャイを克服しましょう。

まず、シャイとは何なのか?

*控えめ ( クラスの恥じっこに座る、パーティなどで部屋の壁際にいがちなど)
*遠慮がち(分からないことがあっても、悪いかなと気遣ってしますなど)
*恥ずかしがり屋 (やりたいことがあっても、人前にでることがいや)
*声がちいさい (自分では声を出していても、届いてない、聞き返されるなど)
*人の顔を見れない (人の目を見るのが、怖い、見ると失礼と思っているなど)
*人にものを聞けない( 質問があっても、人が質問してくれないか、待ってしまうなど)

などがシャイでしょう。

なぜ、シャイがだめなのか?

アメリカでは、社会全体が「シャイであること=幼稚」と捉えています。
シャイだと、「自信がないと思われる」「自信がない人は、成功できない」結果、→「自信がない人に仕事を任せられない」と思われるからです。

または、「何を考えているか分からなくて、不安、不気味」結果、→「ポジティブな印象を与えないので、存在を認識されにくい、忘れられやすい」

といった、デメリットがあります。

シャイは性格と思われがちですが、シャイは、態度、意識、習慣だと思ったほうがいいです。性格はなかなか治りませんが、態度や意識はいくらでも変えられます。もっというと、絶対に治さなければならない、生活習慣病と捉えてもいいかもしれません。いつまでもあなたに害を与え続けます。

アメリカ人でもシャイな人はいます。
しかし、アメリカの小学校、幼稚園から、発表の時間があり、成績表も、”PARTICIPATION POINTS”(積極的に授業で積極的に発言したか)が大事な項目として、あげられ、テストでいくら100点をもらっても、A(よくできました)はもらえません。しかし、勇気を出して、頑張ったら、おかしをもらえたり、チケットをもらえたりします。(ちいさなご褒美)

アメリカ人は、小さいころから訓練をして、シャイを克服する訓練をしているのです。

シャイを克服する方法:

1)小さなご褒美方式

先日、私の大学のコミュニケーションの授業で、先生が発言をした生徒に、ご褒美として、キャラメルをぽーんと投げていました。これって、うちの子供たちのインセンティブシステムと同じだ!と思いました。「私たち、小学生かい!」とも思いましたが、発言をした人は、キャラメルをもらって、嬉しそうにキャラメルを食べながら授業に参加していましたし、私ももらいましたが、ちょっと嬉しかったです。なので、やっぱり頑張ったことをほめてもらえたら、単純に嬉しいのです。

先生の意図は、とにかく、「積極的にしたことで、うれしいことがあったという記憶をつくる」を脳に刷り込んでいく!ということなんだなと思いました。
その先生は、小学生のころ、「一番クラスでシャイな子」に選ばれたことがあるそうです。その後、心理学を勉強し、コミュニケーション専門家として、教団にたち生徒に教える職業で成功するまでに、きっと努力をしたんだろうなと感じました。「勇気をだすと、甘い味」の積み重ねが、無意識に一歩踏み出せるような習慣をつくる、そんな狙いや願いがあるのかもしれませんね。

2)憧れパワー方式

私のことをシャイという人は少ないかもしれません。でも高校時代に初めてアメリカに留学したときは、シャイを絵に描いたような子だったと思います。そんな自分が自分の殻をやぶったなと思ったのは、大学時代でした。
大学のキャンパスでみた、新入生歓迎のチアリーディング部のパフォーマンス。もう、キラキラしてて、私も絶対入部する!とその足で入部しました。

でも、はたとよく考えれば、チアリーディングというのは、恥ずかしいこと(シャイの壁)ばっかり。

*ユニホームが超ミニスカート
*ミニスカートなのに、足をあげる、バク転をする、
*どんなにしらけた場面でも、やけにハイテンション、
*人前で踊る、ジャンプする、笑う、大きな声を出す、ポーズをとる、
*しかも、どんな人が観客にいても、笑う、踊る、大きな声を出す、ポーズをとる、

シャイな人にとっては、完全に罰ゲームなのですが(笑)、憧れの力は、すばらしい。シャイの壁をやすやすと超えられます。パフォーミングアート(表現系)のスポーツは、シャイを克服するには、とてもいいと思います。私も実は自分ではシャイだと思っているのですが、ここぞ!というときにその壁を超える、チアスイッチが入ると、結構シャイじゃない自分を演じることができるようになりました。

この夏休みに、子供たちに体操教室に通わせようと思っているのも、子供たちにもそんなスイッチを覚えてほしいなという、淡い期待があるからかもしれません。

3)ネガティブな気持ちを利用する方法
積極的になることで、自分よりもいい印象を与えたりする同僚や友達をみて、嫉妬のようなネガティブな気持ちを持つことがありますね。陰で自分は頑張ったのに!認めてほしいと。

こちらでは、グループ発表がやたらと多いのですが、準備をこちらがしても、発表の我の強さで、以外とヨーロッパ系の生徒の点数が高いときがあります。最近は、恥ずかしいと思っている場合じゃないと思えてきます。

アメリカの学校にきて、アメリカ人のプレゼンのうまさ、スペイン人の発言する力、インド人の押しの強さに、焼きもちを通りこして、なるほどねと思ってしまいます。失礼、無礼のない範囲での Assertive (自己主張)は、自分もまわりにもいいことだらけ。ちょっとした意識や勇気の違いです。

最後に、私は、はらぺこあおむしという本が大好きなんです。おなかいっぱいのさなぎが、最後にキレイにチョウになって飛んでいくという話ですが、最後のドラマチックなシーンに子供たちは毎回、わっーと喜んでくれます。

そんな姿を見ると、シャイを克服して、輝く自分を見つけられたときの感動を見つけてほしいと願うばかりです。

その前に、自分も頑張ります。笑

では、しばらく、このシリーズは続きます。お楽しみに。


以上、いかかでしたでしょうか?

次回は、アメリカ人のスキルを学ぶ:人間関係の作り方(血液型を信じるな)です♪

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アメリカ カリフォルニア オレンジカウンティへの留学にご興味のある方はこちらのページをご覧ください!

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